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結婚へのチャンス
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見合いについて
結婚相談所の用のしかた
アメリカなどでは、結婚相談所といえば、結婚生活のあらゆる問題について、相談にのってくれるところです。日本では、今のところ、結婚希望者の申込みを受けつけ、見合いをさせてくれるところでしかありません。相談所としても、将来はもっとグループ活動などを盛んにし、アメリヵなどの相談所の性格もとり入れたい希望をもっていますが、現在は手が足りないという実情のようです。現在相談所を利用している人は、新宿生活館の場合一万五〇〇〇人くらい。一年間に一〇〇組ほどの結婚成立を見ています。相談所に対して、多くの人たちは、まだはっきりした認識をもっていないようです。むしろ、信頼できないという気持が強いのではないでしょうか。娘を連れてくるおかあさんが、\"うちの娘は、本来ならばこんなとこへ来るはずではないのだけれど\"と必ず言うそうです。相談所をまるで結婚にあぶれた人の来るところと考え、自分自身を卑屈にしているのでしょうか。結婚にいたった人たちも、相談所結婚を隠すことが多いのです。そのくせ、自分の身内のものに、相談所をすすめたりはしているのですが。姉も妹も相談所で結ばれたという人はたくさんいます。
男三十才、女二十七才
\"相談所結婚をした人たちが、もっと世間にそれを普通のこととして話してくれればよいのですが\"と、関係者は嘆いています。最近の相談所の傾向としては、利用する人の年齢がぐっと若くなっていることです。特に男性の年齢が若くなり、二十二~二十七才が目立ちます。いちばん多いのは、やはり男三十才、女二十七才という年齢層です。利用する人たちは、結婚に遅れたから、という理由より、このごろでは、\"自分で相手をさがしたいから\"という人が多いのです。そして相談所結婚は、仲人結婚とは違い、大ぜいの中から自分で選択するのですから、なかなかむずかしいともいえるのです。結婚が成立した人の中には、男女とも大学卒、旧高専卒というようなインテリもたくさん見られます。
グループ活動を
血眼でカードをひっくり返している人、一度の見合いに失敗してあきらめてしまったような人、こういう人は、どうもよい相手を見つけるのがへたです。いや、こういう態度ではなかなか成功しないということなのです。新宿生活館の場合、月二回の懇談会、月一回のハイキングのグループ活動があります。できるだけ、こういうところに参加して、自分を知らせ、人も広く知ることが、早く相手を見つけるコツともいえます。また、相談所へ申し込む人は、はたして信頼できるだろうか、という心配をもっている人もありますが、こういう心配は、グループ活動の中で解消します。血眼でさがしていると、相手をとりまく条件が、正しく目に入らないのです。グループで、大ぜいの中で見ていると、それがはっきりします。前の新宿生活館長塚本哲氏は、「あなたにはこういう相手がいいですよ、と教えるやり方ではなく、結婚というものについて考えさせ、自分で責任をもって選ぶ方向に指導したい」と言っていますが、そうなってはじめて、相談所もいっそうの意義をもつでしょう。先日も、夫が履歴を偽っていたと、泣き込んだ女性がありました。これなども、ただカードだけで相手を見たからだと、塚本氏は言っています。もし結婚についての自分の考えがはっきりしているなら、こんな失敗もなくなりましょう。また、もし失敗しても、そこから立ち上がる力をもつことができるでしょう。グループ活動のよさは、カードの上で、不利な条件がはっきり書き込まれ、目立つ場合も、グループ活動の中でその人間を見れば、不利な条件がカバーされ、人間のよさがわかることだとも、係員は言っています。
宝さがしではない
相談所へ宝さがしのようなつもりで来るなら、成功しません。自分にふさわしい相手を見つけようとするなら、必ず見つかると、相談所ではいっています。多くの場合は、半年から一年の問に相手を発見していますが、中には四年目にやっと、という人もいます。しかし、ここでも根気がものをいうことを忘れないようにしましょう。
相談所案内(東京都内公立)
申込みの手続きは、戸籍謄本、自筆の履歴書、写真(全身)とハガキ1〇枚(連絡用)とをそろえて申し込めばよいのです。カードを見て希望する人を申し出、先方も希望すれば、見合いをすることになります。たいてい三ヵ月~半年の交際期間の後に、お互いによいとなれば、結婚へ進むわけです。
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